ステージ別のがん症状
初期は無症状
がんは初期に発見され、適切な処置を取れば治療できるとよく言われます。けれどがんの初期には、自覚症状がほとんどないことが大半です。がんには胃がんや皮膚がん、肺がんなど、がんが発生する場所によって様々な種類がありますが、いずれにしても初期がんの場合、自覚症状は基本的にありません。ご自身で定期的に病院で検査を受けなければ、初期の段階でがんを発見するのは難しいでしょう。たいていのがん患者が異変を感じて病院を訪れた時には、がんは早期がん、進行がんのステージに移っています。ステージ別にがん症状は異なりますが、ステージと呼ばれるがんの病期は4つに大別されます。「初期がん」では無症状で、次の「早期がん」になると「なんとなく身体がおかしいかも知れない」といったレベルの異常感や軽いがん症状が出始めます。早期がんの段階では通常病巣は1つで、転移や浸潤もありません。病巣さえ取り除くことができれば、治療率も高いステージです。更に「進行がん」になると「早期がん」で感じたがん症状が進み、痛みも覚えるようになります。進行がんは早期がんで1つだった病巣から他の臓器、器官に転移、浸潤してしまっている状態です。転移部分、浸潤部分のがん細胞を抹殺したり除去することができれば、治る可能性はまだありますが、医師による適切な対処が必要とされます。そして最終段階である「末期がん」になると、がん症状は全身に現れます。残念ながら現代の医療では、末期がんまで進行したがんの治療法は根治することができません。そのため治療方法も延命やがん共存を目的とした、対症療法に切り替えられます。