自覚できる7つのがん症状
体調不良と侮らずに病院で検査を
がんは初期の段階で発見されれば、その分治りやすくなり、患者さんもがん症状の進行による苦痛に苦しまなくて済みます。けれどどのがんもある程度進行して転移や浸潤してからではないと、がん症状は自覚症状としてあわられにくい問題があります。アメリカがん学会が発表した「がんの7つの自覚症状」を参考に、わずかながん症状のサインを見逃さないで下さい。まずは「排泄の異常」です。便通や排尿の回数やコンディションに変化が起きた場合、大腸がん、前立腺がん、膀胱がんの恐れがあります。痛みや出血は要注意です。次に「傷口が治らない」症状です。いつもより傷や火傷が治るのが遅いと感じた場合、日焼けを原因とする皮膚がん、あるいは口腔がんのリスクが上がっている可能性が考えられます。また、「消化不良や嚥下障害」もがんのサインかも知れません。食べづらい飲みづらいといった嚥下障害、胃もたれや消化不良は胃や喉の弱い方ですとよくある体調不良と思いがちですが、胃や咽喉、食道にがんが発生しているかも知れません。「しこりや腫れ」は発見しやすい自覚症状です。乳房のしこりは乳がんの症状として有名ですが、入浴の際など、指や手で全身をマッサージすることでがんを発見しやすくなります。身体のどこかに今までになかったしこり、硬く肥厚した部分の皮膚はがん症状の恐れがあります。「イボやホクロの変化」ですが、イボやホクロがある方は、その大きさや色に普段から注意して下さい。出血や変色、サイズの拡大などは皮膚がんの症状です。新しくできたイボやホクロにも気をつけましょう。「声の変化」は、咽喉がんの自覚症状として現れます。自分の声は自身では分かりづらいものですが、他人からの指摘などによって「声が変わったかも知れない」という場合には検査が必要です。